ドイツのぬいぐるみの老舗、シュタイフ社

高級ぬいぐるみと言えば、ドイツのシュタイフ社がまず挙げられるでしょう。
テディベアはもちろんのこと、ありとあらゆる動物のぬいぐるみを手作りしている老舗です。
ぬいぐるみの耳の部分にシュタイフの名が書かれたタグが、金具のボタンでバチッと止められているのも特徴です。
このタグが付いていることで、すぐシュタイフと分かりますし、重要なものなので無理やり取り外すと価値が下がってしまいます。
シュタイフのぬいぐるみを集めているコレクターも世界中に沢山います。

 

 

このシュタイフ社は1880年にドイツで生まれました。
創始者のマルガレーテ・シュタイフは小さい頃小児麻痺にかかり、車椅子生活を余儀なくされましたが、手芸や洋裁が得意でした。
このシュタイフが小さなゾウのぬいぐるみを作り甥や姪にプレゼントしたところ、その可愛さが評判になり、以前は子供服等を売っていた店に、そのぬいぐるみを買いにお客が列をなす程になりました。

 

 

その後、シュタイフの甥が本物のようなクマのぬいぐるみを考案します。
腕と脚が動かせるようになっているもので、モヘアで作られていました。
しかも子供が抱きやすい大きさで、怖くないやさしい顔、肌触りも良いものでした。
これが見本市でアメリカ人バイヤーに気にいられ、3000体の注文を受けるようになりました。
これがテディベアの始まりです。
その後このシュタイフのぬいぐるみをまねた粗悪品が出回るようになり、トレードマークの黄色のタグを付けるようになったのです。

 

 

このタグですが、実は3種類あります。
1つは黄色いタグで、定番商品につけられています。
品番と製品の素材等が記載されています。
もう一つは白地に赤文字でシュタイフと書かれたタグで、これは限定品に付けられるタグです。
品番と生産年度、シリアルナンバーが記載されています。
もう一つは、白い生地に黒い文字でシュタイフと書かれたタグです。
これは1900年代初頭のシュタイフの製品を復刻したものに付けられるタグです。
品番、生産年度、シリアルナンバーが記載されています。

 

 

シュタイフは世界中で愛されているぬいぐるみなので、世界中にお店があります。
ですのでその国限定のテディベアもあります。
それぞれがその国の民族衣装を着ていて、日本なら着物を着たテディベアがあります。
外国へ行く機会があったら、その国限定のシュタイフのテディベアを購入するのもいいかもしれません。

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