コレクターも多いロシアの民芸品、マトリョーシカとは?

ロシアの定番のお土産と言ったら、このマトリョーシカという民芸品ではないでしょうか。
素朴で可愛らしい、日本で言えばこけしのような存在でしょう。
マトリョーシカの一番の特徴は、中から、次から次へと小さなマトリョーシカが出て来て、一番小さいものが小指の先よりもっと小さいマトリョーシカが出てきます。
日本の入れ子人形と同じ仕組みです。

 

 

このマトリョーシカ、色々な種類が出ているので、世界中にコレクターがいます。
しかもすべて手作りですから、似てはいますが、全く同じものではない点も魅力かもしれません。

 

 

マトリョーシカが誕生したのは、19世紀の終わりころです。
マモントフ夫人という、当時芸術家たちのパトロンだった夫人が「子供の教育」という工房を持っていました。
その工房にメンバーの1人が日本の入れ子人形を持ってきたことがきっかけで、マトリョーシカが生まれたという説が有力です。
ですが、その他にも違う説がありますので、本当の所は分からないのですが、日本の入れ子人形が元になっているのは間違いありません。

 

 

その後そのマトリョーシカはパリの万博に出品され銅メダルを獲得し評判となり、それ以来、ロシアの代表的な民芸品となりました。

 

 

マトリョーシカのもう一つの魅力は、可愛く素朴な顔と、きれいな柄が描かれている点です。
定番のものは、スカーフをかぶっている田舎風な女の子の図柄で、きれいな花柄も描かれています。
初期の頃の女の子の顔は、本当に素朴な風貌をしていてそれが魅力ですが、最近の女の子の図柄は目がぱっちりして、まつげも長い現代風な顔立ちのものが多くなりました。
工房にはデザイナーもいて、色々工夫しながら新しい図柄を描いているようです。

 

 

また、そういった可愛い女の子だけでなく、政治家だったり、スターが描かれていたりします。
例えば政治家のマトリョーシカの場合、一番上が今の大統領のプーチンで、その中に次から次へと歴代の大統領が入っているものです。

 

 

一般的には1つのマトリョーシカに5から6個の人形が入っていますが、他にも色々な大きさのものが出ています。
かなり大きなマトリョーシカでは、その中に80個入っているものもあるようです。

 

 

マトリョーシカを作っている所は、日本にもあり、そこでは「となりのトトロ」や、「千と千尋の神隠し」等のマトリョーシカがあります。

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